町医者 松嶋大ブログ

岩手県盛岡市で「なないろのとびら診療所」を運営する町医者・松嶋大のブログです。

今、死んだとしたら、後悔は三つしかない。〜Withコロナ時代へ〜

いつ死んでもいいように。

 

後悔が残らないよう、日々、最善を尽くしている(つもり)。

だけど、やっぱり、今死んだとしたら後悔が残る。

 

でも、後悔はさほど多くない(つもり)。

今、思いつくのは三つだけ。

 

 

詳細は書かないが、いずれも家族に対してということだけは表明しておきます。

ちなみに、個人的なことは全く無く、まして事業のことでもない。

(もちろんやるべきことはまだまだたくさんあるが、それを成し遂げられないことは後悔にはならない)

 

 

では、なぜ、今回、いきなり、こんなことを記事にしたかというと、死がリアルに感じられるから。

 

理由は、そうです、新型コロナ。

 

僕が感染したとしてもきっと死なないとは思うのだが、若い人もぽつりぽつりと亡くなっている現実を知ると、僕ももしかしてと思ってしまう。

日々、増えてゆく死亡者数の数を見ているとさらに。

 

また、アメリカでのコロナによる死者数が、ベトナム戦争の戦死者を超えたというのは、別のショックがある。

誤解を恐れず申せば、戦死者というのは、この平和な国・日本にいる限り、どこか他人事のような、そんな感じもしていた。(ごめんなさい)

しかし、戦争よりも、はるかに身近にある現実社会で、人々が、見えない敵(コロナ)を前にバタバタと亡くなってゆく。

 

こんな日々が続いていると、職業柄、人の死には慣れているつもりでも、いつもとは違うリアリティが僕を襲ってくるのがよく分かる。

 

 

これこそが、Withコロナ時代だろうか。

常に、死をリアルに感じながら過ごす時代。

裏返すと、これまでよりはるかに生を感じながら過ごす時代とも言えそう。

 

そんな、Withコロナ時代。

僕らは、どう暮らすべきだろう。

 

背伸びせず、身の丈にあった世界で、大切な人と、大切な場所で、大切に過ごすこと。

欲張りすぎず、求めすぎず、目の前のことに一喜一憂しながら、かけがえのないひとときを過ごすこと。

 

グローバルよりもローカル。

不特定多数よりも特定多数、いや少数。

ゲストよりファン。

交流よりも縁。

繋がりより循環。

 

Withコロナ時代。

派手さはなくとも、これまでより、はるかに人間臭い世界になっていくんじゃないかと思う。

ソーシャルディスタンスのように物理的距離感はあっても、心の距離はぐっと近づくような。

 

まずは、今の苦しみを乗り切ろう。

そして、新たな時代に備えることにしましょう。

 

 

〜オンラインサロンのご案内〜

総合診療をベースに、認知症治療と在宅医療、そして終末期医療に取り組んでいる、事象「患者バカ町医者」の松嶋大が、日々の実践をみなさんに共有し、またみなさんからも共有してもらいながら、これからの「医・食・住」を語り合うサロンです。

 

 

f:id:kotonoha_group:20200506010354j:plain

オークファームにて。