町医者 松嶋大ブログ

岩手県盛岡市で「なないろのとびら診療所」を運営する町医者・松嶋大のブログです。

医療の大衆化

久々の投稿です。

 

書きたいことはいっぱいあるのですが、なかなか筆が進まず。

そんな最近、ちょっと気づいたことがあったので、備忘録的に書いておこうかなと。

 

 

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先日、横浜でオフ会をやったのですが、その中で「制度の狭間」という語りがありました。

 

制度の狭間。

確かに、よく耳にするし、狭間で困っている方が多くいるのも知っている

 

なぜ、狭間があるのだろう。

狭間の人を助けていれば、それでいいのだろうか。

 

うーん、僕のやりたいことは全く違う。

 

そういえば、ちょっと前、介護保険事業からほぼ撤退し、保健室事業も卒業した。

介護事業や保健室が、結局、自分自身を、医療や介護の枠組みの中に取り残している違和感があり、結果、新たな壁や差別を作り出しているのではないかという矛盾があった。

 

ということを思い返しつつ、「制度の狭間」という言葉を、アタマの中で何度も繰り返した。

 

制度の狭間。

なるほど、制度があらたな区別と差別を作り出し、狭間を創り出したのではないだろうか、制度と制度の間に。

 

では、僕がやるべきことはなんだろうか。

 

そうだ、医療の大衆化だ!

民主化ではなく、大衆化。

 

医療が、民衆や大衆、つまりは地域の中に自然に溶け込み、地域と一体化すること。

そうすれば、狭間などないし、困る人も減るのでは。

 

医療が身近にあること、そして医療が自然にあること。

医療が地域の中に普通にあること、境目なく。

 

 

地域の中にあることが僕の大きなビジョンとすると、そのビジョンを具現化する戦略が医療の大衆化。

この戦略を実行に移す段の戦術を、さらに考え込みたい。

 

 

とまあ、こんな気づきを得た、今日このごろです。

 

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オークフィールドのオークテラス。地域化を目指す。