「やさしいこと」
ここ十年近くの私が最も重視するキーワードで、「やさしい医療」が私のモットーになっています。
そして、理念の文言にも。
「やさしさと真心に満ち溢れる最善〜」のごとく。
話は随分飛びます。
「やさしい社会」だといいなぁと常々思っています。
ただただ、やさしい社会。
誰もが夢や希望を自然に持てること、病気や障がいがあっても問題なくのびのび暮らせること、地域で困っている方に自然に支援の輪がゆきとどくこと、普通に自然に支え合いがあること、・・・、もっともっとあると思います。
そんなわけで、私なりのやさしい社会を目指した活動を、志をともにする仲間と細々と続けています。
その名も、「にじいろ基金」。
昨晩はその勉強会。
毎回、ステキなゲストをお招きします。
昨晩も超ステキななお方。
ステキなゲストの物語をみんなで拝聴しました。
拝聴した物語は、私たちなりの解釈や意義を込めて、さらに広く繋げてゆきたいと考えています。
そして、繋がってゆく物語は、きっともっと広がり、さらに人や地域の間を循環してゆくと思うのです。
ずばり、勉強会のコンセプトは、ざっくりいうと「物語が残り、繋がり、循環すること」!
こんな勉強会を通じて、地域で埋もれがちな物語が絶えることなく、地域が豊かな物語であふれるといいなぁと。
そして、基金と謳うゆえん。。
勉強会の収益を原資に基金を構成します。
そして、基金から取り崩しながら、未来ある子どもたちに物語あふれる本を寄付します。
ぼちぼち、寄付行為もはじめようと思います。
詳細はまた別に。
ご参考までに「にじいろ基金」の趣意書を以下に記しておきます。
にじいろ基金設立趣意書
地域には、世間で広く知られていない輝いている人材がたくさん眠っている。私たちは、気づきました。また、地域には、周りに知られず孤独に悩んでいる人がたくさんいる。私たちは、気づきました。
知られず輝いている人、知られず悩んでいる人に、光を当て、希望をお届けしたい。そう願い、私たちはにじいろ基金を設立しました。
輝いている人の物語をお聞きし、少しだけその輝きをおすそ分けいただく。分けていただいた物語と輝きを、困っている人にお届けする。輝いている人も困っている人も、社会の中で輝きや物語で繋がっていけば、きっと豊かで、やさしい社会へと昇華していくものと信じています。
私たち、にじいろ基金では、地域で輝いている人をお招きし勉強会を開催し、その勉強会で得た収益を困っている方々に寄付をしていきます。
私たちの基金は小さく、大きなことはできません。しかし、お金や物だけでは語りきれない、もっと尊いものを繋いでゆきいた考えています。
平成31年4月1日
にじいろ基金発起人
松嶋 大 (ことのはグループ 代表)
折笠 無我(一般社団法人生きがいづくり研究所 代表理事)
平山 智宏(有限会社スタイル薬局 代表取締役)