町医者 松嶋大ブログ

岩手県盛岡市で「なないろのとびら診療所」を運営する町医者・松嶋大のブログです。

8割削減はできるとか、できないとか。だったら僕は倒産を選びますよ。

新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらない。 国と専門家は、感染拡大防止(と感染を減らす)として、人との接触を8割削減することを掲げている。 8割は努力目標といったぬるいものではなく、最低ラインである。 まず、人との接触について、西浦先生の解…

”ことのはデリカ”を開始します!

【ことのはデリカ:町医者 ✕ ことのはきっちん】 医師・薬剤師監修の健康的なお弁当を平日毎日ご提供します! 題して、”ことのはデリカ”。 町医者と、ことのはきっちん(盛岡市仙北)の共同企画です。 新型コロナウィルス感染拡大に伴う全国的な緊急事態宣言…

医療による”循環型コミュニティ”の再創造

「医療による循環型コミュニティの再創造」 僕が、オークをはじめ、私どもグループの取組みを語る(講演)ときのお題です。 循環型コミュニティ。 有り体に申せば、6次産業、地産地消です。 あえて、「循環型」とつけているのは、互いに顔が見える関係性で…

飛ばない飛行機はただの鉄屑か。

まさか、そんな訳はない。 確かに飛行機は飛んでこそ飛行機だが、飛ばずに地上にいたとしても飛行機だ。 間違いない。 (飛行機好きだから言っているのでは決してない) 今回の、新型コロナウイルスの感染拡大で、飛行機会社は悲惨だという。 世界では、すで…

色彩は優劣で語られるものではない:クラウドファンディングへの想い②

僕は、小説家としては村上春樹さんのファンです。 「ノルウェイの森」が一番好きですが、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」もお気に入りです。 色彩。 色彩がないとはどういうことか、この小説を読みながらは考えてはいなかったのですが、最近に…

「死ぬことは怖くないけど、怖い」:クラウドファンディングへの想い

「死ぬことは怖くないけど、怖い」 まだまだ若く、まだまだ人生が続くと思われていた、比較的若い方の言葉です。 末期癌でした。 この言葉から1ヶ月ほどで旅立ちました。 死を目前にした方が、少なからずおっしゃる、怖い。 何が怖いのか? 死そのものが怖…

最後に大きな仕事ができた

2019年3月10日から、ちょうど一年が経ちました。 チュウゾウさんが、子どもたちを含む市民を前に、ご自分自身の戦争体験(従軍経験)を語ってくれた日です。 それから、数ヶ月ののち、旅立たれました。 旅立ちの数日前、僕は、チュウゾウさんにお尋ねしまし…

備忘録:ヤクタタズの町医者

記憶をたどると、今回、ただ一度目のことだと思う。 ネクタイを結び直して、臨終の場に向かうこと。 「呼吸が止まったようだ」と看護師から連絡が入った。 そのときは、すでにネクタイを外していたけれど、とっさ、いや発作的にネクタイだと思った。 ネクタ…

「地域のお茶の間」をつくりたい! 〜町医者の挑戦:クラウドファンディング〜

クラウドファンディング、開始です。 プロジェクトは、赤ちゃんから高齢者までが行き交う「地域のお茶の間」を創りたい! 私たちのビジョン「こころのバリアフリー」の実現に向けた取り組みです。 老若男女、病気や障がいがあろうとなかろうと、誰もが、その…

月刊松嶋大2月号完成

月刊松嶋大2月号が完成しました。 なないろのとびら診療所にて無料配布しております。 ご興味ある方は、どうぞお気軽にお立ち寄りください。 なお、オンラインサロンでは全編公開中です。 〜オンラインサロンのご案内〜 総合診療をベースに、認知症治療と在…

認知症があろうとなかろうと、その人はその人だ。

僕は、普段、他人の批判や非難をしないと決めています。 まして、ブログやSNSなど不特定多数の目に触れそうなものであればなおさら。 (僕をよく知っている人は、たまにしてるでしょーと思うかもしれませんが、あれは批判などというものではなくて、興味がな…

入居者さんを信じ抜こうじゃないか。

「これからは、もっと、入居者さん(患者さん・利用者さん)を信じ抜こう」 昨年の5月だったか6月の、全体ミーティングで、僕は、スタッフたちにそう宣言しました。 介護事業と保健室事業を基本撤退し、オークスタイルでいくことを決断したときです。 僕は…

僕の手で看取りたい。

「先生、こんど、この病院をやめて、どちらかに行かれるんですって??」 『おっと、情報が早い。そうなんです』 「先生、私を看取ってくれるって約束してくれたじゃない。私はどうすればいいの?」 『あー、そんなことを言わなくても、僕についてくればいい…

まちいしゃTVスタート♪

まちいしゃTVがスタート♪ 町医者、密かにユーチューバーに憧れています。 別に、密かである必要もありませんけど。 そして、今回、ユーチューバーへの第一歩を記すことにしました。 IGTV、つまりインスタの動画から開始です。 シンプルな内容です。 仲間など…

やたらに診療が面白い今日このごろ。何が変わった、町医者!?

今年になって、日々の診療が、格段に面白くなりました! 先日、僕の右腕の菊ちゃんに聞いてみました。 「年明けの俺、診察中、かなり笑ってない?」 「はい、笑ってます。しかも普通に」と菊ちゃん。 この「普通」というところをよくぞ見抜いてくれました。 …

ライバル死す。

【備忘録、そして最大限の敬意とともに】 患者・医師関係も、その内容は実にさまざまだと思う。 そんな中でも、今回はとびきり特殊な関係だった。 あえて表現するならばライバルのような関係。 患者と医者の間なのにライバル? 一般的に、患者さんは何かしら…

なぜ寄付するのか?

なぜ、寄付するのか?? 僕は、にじいろ基金を通じて広く寄付行為をしています。 基金を立ち上げる前にも、結構、あちらこちらに。 先日は、オークに、地元の子どもたちを招いて、にじいろ基金から寄贈しました。 子どもたちの元気な声がオークに響き渡り、…

働き方改革を超えてゆく。

働き方改革を超える。 昨年末、そう決めました。 本当は、超えるかどうかなんてどうでもいいんですけどね。 でも、何か目安になったものがあったほうが分かりやすいですから。 比べるほうがあった方が自分たちの施策も考えやすいので、僕は、超えると決めま…

在米日系人向け:オークフィールド八幡平無料経験モニター大募集

在米日系人のみなさまへ オークフィールド八幡平では、在米日系人のみなさま限定で無料体験モニターを大募集いたします。 オークフィールド八幡平は、四季折々に美しい国立公園・八幡平の麓にあるシニア向け住宅です。 「生涯活躍」「生涯現役」がモットーの…

オークフィールド八幡平:季節モニター大募集!

オークフィールド八幡平から、季節モニターの大募集です。 とその前に、なぜこのブログでの案内なのかという点から。 オークフィールドは岩手県八幡平市にある賃貸住宅(サービス付き高齢者向け住宅)で、私がオーナーを務めています。 こちらもご参照くださ…

「ギバーと利他的な人としか付き合わない」:飛躍の年になるか!?

あけましておめでとうございます。 本日は令和二年の仕事初め。 というわけで、ブログ始め。 正月、恒例の初詣へ行きました。 我が家は、盛岡八幡宮。 参拝を滞りなく済ませて、帰ろうかなと思い歩いていると目に入ったのが今年の運勢。 「飛躍運」 内容を読…

盗まれすぎた一年、やっと終わりです。。

やっと、一年が終わります。 今年は、やっと、という感じ。 もちろん楽しかったし、充実もしていたのですが、何せ、いろいろありすぎました。 だから、やっと。 人生初の経験の数々。。 イイことも、悪いことも色々と。 そして、相変わらず、たくさん盗まれ…

除夜の鐘がうるさいとか、福祉施設建設反対とか。

生きづらい世の中になった、と思うのは僕だけでしょうか。 障がい者施設や高齢者施設の建設反対というのは、もはや耳にタコができるほどに聞き慣れました。 いつも寂しいなと思いつつ、慣れとは恐ろしいものですね。 最近では、ニュースなどで見ても、「また…

書くこと、書きたいことはたくさんあるのですが。

みなさま、ごぶさたしております、久々の投稿です。 書くことは大好きで、書くことも、書きたいこともたくさんあるのですが、1ヶ月半ほど筆が進みませんでした。 ちょっと混乱していたんだと思います。 人生初のことが連発して。 それはともかく、年末にあ…

町医者 松嶋大の「医・食・住」サロン、を開設しました!

町医者のオンラインサロンを開設しました。 タイトルは、町医者 松嶋大の「医・食・住」サロン。 SNSやブログよりも、もう一歩、本音で正直に語りたいと、ずっと考えていました。 そこで、オンラインサロン。 認知症のこと、在宅医療のこと、終末期医療のこ…

医療の大衆化

久々の投稿です。 書きたいことはいっぱいあるのですが、なかなか筆が進まず。 そんな最近、ちょっと気づいたことがあったので、備忘録的に書いておこうかなと。 ---- 先日、横浜でオフ会をやったのですが、その中で「制度の狭間」という語りがありました。 …

日本CCRC協会設立シンポジウムのご案内

私が所属する日本CCRC協会の設立シンポジウムのご案内です。 ------ 日本CCRC協会の設立シンポジウム「地域を変える、共生社会を目指して」を開催いたします。岩手で産声を上げた日本CCRC協会、岩手から始動します。今回、当協会の設立シンポジウムに素晴ら…

衝撃は第三幕へ。

(2019/10/9 加筆・修正) 2016年11月24日夜。 決して忘れることがない一日、深い衝撃を受けた夜です。 この日、オークフィールド八幡平と山下社長、創業者の関口さんに出会いました。 (厳密には、関口さんはすでに他界されていて、関口さんが残された「創…

どんな人生でしたか?

30秒はかかったと思う。 遺影を前に、弔事を語り出すまで。 遺影の中の元気なお姿に、いろいろな思いが巡り、涙が溢れて、弔事の言葉が出なかった。 先日、お亡くなりになった患者さんの葬儀にて、弔事を読むことになった。 無論、僕の場合、弔事は読むもの…

先生と呼ばれて

25歳で医師になった僕は、かれこれ20年ほど「先生」と呼ばれる生活を続けている。 人生の半分までもう少し。 いずれ、「非先生」時代ははるか遠くになった。 あらためて考えてみると、医療以外の場でも、「先生」と呼ばれることがほとんどだ。 たまに、「松…