町医者 松嶋大ブログ

岩手県盛岡市で「なないろのとびら診療所」を運営する町医者・松嶋大のブログです。

衝撃は第三幕へ。

(2019/10/9 加筆・修正) 2016年11月24日夜。 決して忘れることがない一日、深い衝撃を受けた夜です。 この日、オークフィールド八幡平と山下社長、創業者の関口さんに出会いました。 (厳密には、関口さんはすでに他界されていて、関口さんが残された「創…

どんな人生でしたか?

30秒はかかったと思う。 遺影を前に、弔事を語り出すまで。 遺影の中の元気なお姿に、いろいろな思いが巡り、涙が溢れて、弔事の言葉が出なかった。 先日、お亡くなりになった患者さんの葬儀にて、弔事を読むことになった。 無論、僕の場合、弔事は読むもの…

先生と呼ばれて

25歳で医師になった僕は、かれこれ20年ほど「先生」と呼ばれる生活を続けている。 人生の半分までもう少し。 いずれ、「非先生」時代ははるか遠くになった。 あらためて考えてみると、医療以外の場でも、「先生」と呼ばれることがほとんどだ。 たまに、「松…

地域の中にあるということ 

地域の中にあるということ。 私の構想の中核概念でありながら、十分に言語化できていないこと。 今回は、このテーマに自ら迫ってみたい。 先日、保健室事業(暮らしの保健室もりおか)を終えました。 結局、ここ数ヶ月、私にとって核心的事業であったものを…

未完成の似顔絵と未完成の僕

毎年、この時期が来ると、必ず思い出す患者さんがいます。 湊さん(仮名)、私の宝物の生みの親です。 宝物とは、僕の似顔絵。 長くなりますが、この似顔絵の物語をご紹介します。 ------ 大都会で働いていた湊さんは、60歳を目前に故郷岩手に戻りました。 …

片思いのマブダチ

さすがに堪えた。 かかりつけ患者さんが、老衰が進む中、最後の最期でぽっくりと逝った。 遠くないなと想定していたが、やはり突然だった。とびきり思い入れがある患者さんだったから、余計に堪えた。 「お医者さんにお任せ」という岩手県人にありがちな気質…

惚れた人だけのものを②

前回、私が胡散臭いという話を書きました。 なぜ胡散臭いかについて、「健康食品を取り扱う胡散臭い町医者について」という切り口で考察を書きました。 今回はその続きです。 前回、 ちなみに、私が取り入れる健康食品などには、一つの超強力な共通項があり…